エチュード

ウクライナってどんなとこ?

[2003/06/29 第43回定期演奏会]

今回演奏するチャイコフスキー交響曲第二番は、「ウクライナ(小ロシア)」とも呼ばれています。 ところで「ウクライナ」ってどんなところかご存じですか。決して「小さなロシア」ではありません。 ロシアとは違った独自の文化、音楽を持つこの国について簡単に紹介していきましょう。

ウクライナ

面積:60万3,700平方km(日本の約1.6倍)
人口:4,886万人
首都:キエフ
言語:公用語はウクライナ語
宗教:ウクライナ正教、ウクライナカトリック教など

首都キエフは人口260万人。旧ソ連の中では屈指の大都市です。 緑豊かで旧跡も多く、気候のいい夏は多くの観光客が訪れます。 以外と知られてませんが京都市と姉妹都市です。

ウクライナの民族衣装

白を基調に、赤、青など色とりどり。カラーでないのが残念

ムィハイリフシキィ寺院

12世紀に建立されたウクライナ・バロック様式の教会。 スターリン時代に殆ど破壊されるが、98年に再建される。 鮮やかな水色に白のストライプの外壁、玉葱型の屋根は金色、と独特の配色。

リヴィウ・オペラ・バレエ劇場

19世紀末に建てられた劇場。内装は豪華絢爛ウィーン・ルネッサンス様式

アンドレイ教会

エルミタージュ美術館を手がけた建築家により18世紀に建てられた壮麗な教会。 石畳のアンドレイ坂を登りつめた丘にドニエブル川を見下ろして建っています。

バンドゥーラ

ウクライナを代表する民族楽器。ハープによく似ています。